コンビニで~
物を買ったら、スピードくじをひいていいというので、手を入れた。ちょっと中が見えるので、これは卑怯だと目を瞑り、下からかき回して渾身の一枚を手にした。物でありますように。パソコンで応募するのぐうたらだから、めんどくさいんよね。じゃあ、先輩に渡すかと想像していた。
レジのお姉ちゃんが、
おめでとうございます!
と自然な笑顔で喜んでくれた。高いんですよこれって。
それを見て、そっかそんな嬉しいことなんやなと、しれ~としていたのに、
これは嬉しいことなんやと言い聞かせた。
素朴な素直な喜んでくれた対応に接し、
何か忘れてしまった心を思い出したようで洗われたようだった。
最初の頃は、たどたどしくて大変な苦労してるんやなと思っていた。
当たったことを自分のことのように喜んでくれて、じんわり嬉かった。
初めて飲んだプレミアムリッチを口につけた、うめ。
大人になり、贅沢過ぎるんやな、きっと。
食べれること、
生きていることに感謝しなくてはいけないと思った。
コンビニでくまもん買おと思ったら、
一個もなくて別のくまのパンを買いかけたが止めた。
ろっぴーで募金出来ると見たので、ろっぴーに立ちボタンを押した。
でも、いろいろな募金があり、
ここに、投じるか、
分散するかで悩み緊張し過ぎて、
結局出来んかった。
何故か、機械ものの前に立つと緊張する。緊張するのだ。仕切り直しだ。出直します。
継続は力なり、
塵も積もれば山となる。
わたしみたいな、ちっぽけなひとりの人間では何も出来ん無力差を感じる。
引き返し、チャリーンと入れた。
継続は力なり。
忘れるな私。
わたしは偽善者かもしれん。
偽善者でも、あほでもいい。
何かしたいのだ。